Tradefed でのテスト

Tradefed でのテストはテストランナーによって実行されます。テストランナーでは必要なテスト手順のために Android デバイスを制御できます。以下の手順を順番に行ってください。

1. 新しいテストランナーを作成する

ここでは、新しい Tradefed テストランナーを作成する基本について説明します。 これは、まったく新しいタイプのテストをサポートし、新しいランナーを最初から開発する必要がある場合に特に便利です。

手順については、Tradefed テストランナーを作成するをご覧ください。

2. シャード可能なテストランナーを作成する

テストランナーをシャード可能にする方法についても説明します。シャード可能なテストランナーにより、インフラストラクチャがテスト実行全体を複数のデバイスに(コロケートされているかどうかに関係なく)分散できます。これは、テストのコーパスが大きく、実行を並列化して短時間で完了させる場合に便利です。

手順については、シャードされた IRemoteTest テストランナーを作成するをご覧ください。

3.ホストドリブン テストを作成する

ホストドリブン テストは一般的なユースケースで、テスト実行がホスト側から行われ、テストの必要に応じてデバイスがクエリされます。これは、デバイスの再起動など、テストで必要なデバイス操作がデバイスの状態自体に影響を与える場合に便利です。

テストランナー タイプは Tradefed 内で使用できます。また、スイートを介して実行する場合にも使用できます。

手順については、Trade Federation でホストドリブン テストを作成するをご覧ください。

4. テストの指標をレポートする

テストでは、実行結果に加えて指標もレポートするのが一般的です。テストランナーに応じて、指標をレポートする方法がいくつかあります。

例については、Tradefed テストの指標またはデータを報告するをご覧ください。

5. ログの自動収集

一部のログは、問題のデバッグでよく使用されます(例: Logcat)。そのため Tradefed には、ログを簡単に収集する自動メカニズムがあります。

使用方法については、障害発生時のログの自動収集をご覧ください。

6. テストの自動再試行

Tradefed を有効にすると、エラーを自動的に再試行したり、いくつかのテストを何度も反復して実行することができます。

詳しくは、テストの自動再試行をご覧ください。

7. 再試行の分離

Tradefed では、再試行と再試行の間にテスト実行の分離を試みることができます。

詳しくは、再試行の分離をご覧ください。

8. シェルテストの作成

詳しくは、Trade Federation でシェルテストを作成するをご覧ください。

9. グローバル テストフィルタを設定する

詳しくは、Trade Federation のグローバル フィルタをご覧ください。